_ 昨夜は池袋で旧友と逢い飲んだ。組織間の人の配置、マシンフリーク的生き方ができるようにD-LIVE的な生活のススメ、重機、ライトノベル、今後問題になるであろう警備部の使途不明金、今まで断片的だった犯罪の知識が整理でき始めた、荒俣式生き方など話す。
_ 朝は目白のカフェで朝食。渋谷へ。
素敵な映画だ。カウボーイと男の子の物語を骨組みとして組み上げられた感じのする物語を犯罪者の流れ者と詩を教える孤独な初老の男に置き換えている。互いの入れ替わりを夢想し影響を与え合う二人の男、男は男の夢を見る、その少年的な夢と現実の老いと哀しさ、終わることを知っている夢。さすがルコント監督は外れがない。
_ 今まで断片的だった映画の知識が整理でき始めた。
_ 友人夫妻と飲む予定だったが、渋滞に巻き込まれたようで時間が読めないということで次回に延期。おとなしく帰る。
_ 『花よりも花の如く』続きがやっと出た。最近は怪異、妖怪、歴史あたりの世界にまた興味が戻ってきたのでここらへんで能をまた観ていくかとも考えている。今まで断片的だった能の知識が整理でき始めた。
_ さあ、今週は京都新聞杯だ。ダービーTRになって以来、4年連続万馬券という配当なのでコレはもう狙うしかない。傾向としては、6〜10万人気、決め手は差し追い込み、ステップRは毎日杯惨敗(惜敗)組フィレンツェ、皐月賞惨敗組スズカマンボ、ムーニーバレーRC賞上位組ブルートルネード、ニュージーランドTコンドルクエスト、500万下特別の前走人気薄好走エムティーダイオーが狙い目か。1番人気が予想されるミスティックエイジはここが勝てたらダービーでも本命視したい。将来的には必ずGⅠを狙える素材なので。
メンバーは非常に面白い。シーキングザダイヤ、キングカメハメハ、メイショウボーラー、コスモサンビーム、タイキバカラの人気順。ナイストップボーイ、アポインテッドデイ、ハートランドカフェ、ビッグファルコンと中位人気も実力あり。傾向も今ひとつ読みにくいRなのでここは好みで。キングカメハメハはおそらく8割の仕上げと見るけれど、それでも勝てそうな気もしないでもない。ハートランドカフェは前走の内容が非常に良い。ここが駄目でも先が楽しみ。しかし今回も有力馬が前々で競馬する面々ばかり。マイルCは追い込み一手だけにどうなるか。ナイストップボーイ、ビッグファルコンにチャンスがあるか。それともまた逃げ馬or2・3番手か。
_ 寒いので一日家で過ごす。先日観た『スター誕生』をBSで観たり、NHKにて電視游戲科学舘の『惑星組曲』舞台製作の現場を追ったドキュメンタリー番組を観たり。公演資金を証券化する「エンゼルシステム」とか面白い。好きな劇団に出資できてその劇団が大きくなっていけばさぞかし面白いだろうな。
今回の公演の落ちは久しぶりに、むかしのシベ少テイストな感じで笑えました。前フリは前回に引き続き昼ドラ路線を引きずっていたのが痛いが。染谷景子がいないと、こういった方向の演技なのだと引っ張る人がいなくなる気がする。
_ 夜は十日市場で飲み。
_ 『アリソン』コレにて完結。なんというか勿体無い。渡瀬草一郎の作品には優しい芯が通っていて読んでいて気持ち良い。成田のキャラには一般的に云う敵役なんだけれど、それに当て嵌まらない奥行きが良い。15年続けている年一回の銀英伝一気読み中。
キングカメハメハが圧勝。8割でも勝てるかもと書いたけれど予想以上の強さ。これでダービーも決まりだな。馬券は3点勝負で取る。GⅠが調子良いと平場が勝てないんだな…
_ 体調がズンドコである。ちなみに今日は下痢。ストレスからか酒量が増大して、日頃の不摂生も加わって吐血気味なこの頃。体重MAXということもあり、さすがに禁酒しようかと思う。
_ 状況を作り出すための戦略がないので、作り出された状況を突破するための戦術の駆使に追われている。際限ない敵を各個撃破する日々。戦略を持ち得ないのは結局のところ、覚悟が不徹底なのだ。
_ 最近の趣味は自分の状況に最近の事象(ダイムラー撤退・Winny・相場下落・年金未納・E3)をMIXさせて、これがあって大変だよとわけのわからんことを云うこと。
過去10年で馬複万馬券が3回。アサカディフィート、ヤマノブリザードが人気の一角。狙ってみたいのはOP2戦目ラヴァリージェニオ、新潟では実績ありアグネススペシャル、重賞キャリア豊富なタニノエタニティ。
_ スクエア/嗚呼、てんやわんやの月見うどん。 駅前劇場
_ ボクが普段芝居に求めるものは、主催者独自の世界観、脚本、演出のレベル、アイディアだったりするが、ここの劇団に求めるものはまったく別のものだ。役者の力そのもののキャラクター性と演技、個々がかみ合うアンサンブルから生まれる笑いである。主催者である上田さんも自覚しているであろう、コメディよりも喜劇と呼びたくなる笑いの質は、郷愁感にあふれている。笑わせてくれてありがとうと頭が下がる芝居。今回のゲストは後藤飛鳥さん。突っ込み役のお嬢さんといった役どころだがもう一捻りして、コメディエンヌっぽいところも出して欲しかった気がする。
_ 『銀英伝』一気読みも8巻終了。昔の小説はさすがに1冊2時間は読むのにかかるので最近は寝不足。毎年ながら涙腺全開。物語終了時のユリアン、ラインハルトの年齢はとうに追い越し、スーン・スール少佐も越えてポプランの年に近づいている。ヤンやロイエンタールを追い越すのもすぐなんだろうなあ。物語を読んで自分の年を振り返るのも妙なものだが、それだけ人生に密着したものに若い頃から出会えたのは貴重なものだ。『グイン』のようにいつ終るともわからない永劫性の感じる物語を読み続けるのも貴重だが、完結した物語が傍にあるというのも心地よい。学生の頃クラスメートで仲良くなったグループでは実に7割の人間が読んでいたものだが、今も彼らの傍らにあるのだろうか。
_ が、おすすめかな。シリーズで評価するなら『灼眼のシャナ』。ライトノベルは、電撃文庫やスニーカー文庫、富士見書房などの成果だと思うので西尾維新やハヤカワの作品は入れる気がしなかった。
カルチャーを消費できる、せざるを得ない人間達の戸惑いと消費から来るコミニュケーションの不具合、空間距離と心理距離の共生といった内容かな。東京カルチャーの描写は全く違和感がなく、元ネタも雑誌類で供出済みなのでその点も楽しめる。スカーレット・ヨハンソン演じる女性の、空間—カルチャー—コミニュケーション—への浸り方と戸惑い、距離感の描写なんかは、ソフィア・コッポラ自身の感性として心地よく感じられる。男女間のエピソードの積み重ねと別れの描写は、巧いものだと思う。
_ 野毛から伊勢崎町に抜ける時に通る吉野町に雑貨屋兼CAFEが数軒出来ている。元々画廊が並んでいる通りなのでアイディアしだいでは、雰囲気良くなるかもと思っていたので嬉しいな。
_ 今年は意識的に観劇数を減らしているんだけれど、5月からはなかなか途切れないようだな。関西に行って観ようかと思っていたデス電所、クロムモリブデン、売込隊ビーム、エビス堂大交響楽団といった劇団が軒並み関東公演をやるようだ。スクエア、ヨーロッパ企画といった劇団の関東公演定番化に続いて欲しい、これは関西演劇界の状況もあるだろうし、関東の劇団及び小劇場ファンの動向もある。最近のシベ少の観客層を観て感じるのだが、あくまでシーンの最先端として消費しているような客層が増えているようなのだ。これはこれでいいとは思うが(ボクも似たようなものだし)、戸惑いがあるのも確か。最近見始めたダンス、五反田団の客層にも前記のような客層が見受けられるような気がする。これに共通するのは、緩さではないかと思う。緩さ=脱力感の笑いと置き換えても良い。その脱力感の笑いが観るものの生活性、娯楽、想像するものへの価値を与えている。むっちりみえっぱり、野鳩などの劇団もその緩さが特徴であろう。そして、その脱力感-生活感をエンタメと繋ぐものとして人情が出てくる。それを背景とした関東の劇団では、KAKUTA、最近人気が出てきた開店花火があげられる。ここら辺に人気が出てきた部分に、(関東の劇団の)今後の芝居の鍵があると思うのだ。そして、圧倒的に物語に奉仕するエンタメとしての表現方法を持つ劇団が多く存在するのが関西圏なのである。その芝居が関東圏に上陸してどう勢力図が変わるのか、楽しみにしている。そして次は地方劇団の本格進出かな。ジャブジャブサーキット、少年王者館、MONO、弘前劇場に続く劇団の登場を待っている。
はあ。色々な人の境遇にそれぞれ共感できるところがすごいんだけれど、ボクはやっぱり竹本クン。「自分探し」ですよ。チャリンコで旅ですよ。切なくて情けなくて懐かしくてこっぱずかしくて、転げまわっちゃいますよ。
_ 最近は、一年越しでクリアした『.hack Vol.3』に続いてやろうと思い『Vol.4』を買ったのだけれど、予定を変更。ついに『ゼノサーガエピソードIリローディット[力への意思]』を始めた。ので帰ったらもっぱらGAME。『ゼノギアス』が数少ないRPG経験の中でも最高のものだと思っていたので、逆になかなか手が出なかったりしていた。ゲーム性は?ながら、キャラも展開もツボがわかっているなあという感じで嵌る。こーなるとSFが読みたくなってきたなあ。ブリン信者だったくせに『新・知性化シリーズ』読んでいないから、気分が向いているうちに。『導きの星』も読んでみたい。
_ 夜は、友人たちと下北沢の沖縄ビルのお店で飲み会。友人の妹君のMMORPGでの人格崩壊ぶりなどかなり深刻かつ滑稽な話を酒の肴に。
えんぺでの評判がよろしくないので、少々心配していたが杞憂に終わる。これだけ、キャラの特性が確立していると、会話劇の役割分担も客から観ても一目瞭然。学生時代の馬鹿話をする親しい友人たちみたいなものだ。今回は、ムーミン谷の隣の集落の緩い日々という設定。その緩さと彼らの会話劇のだれっぷりが心地よい。個人的には、「冬のユリゲラー2002」「サマータイムマシン・ブルース2003」のようなSFテイストのある作品が好みなので、もう一捻りして欲しかった気もするが、コレはコレで良し。「12人の追い抜けないアキレス」みたいな間延びした作品はなくなってきたな。
_ 芝居に付き合わせた知人とCAFEでお茶を飲みながら、色々話を。知人は、ボクが4年前に悩んだことに直面している様子。しかし、ボクも含めてだが、皆のんびりしているというか、おっとりしているというか、人間的成熟が遅いのか…
_ 目黒記念は、オリヴァー騎乗ということでトレジャーを思いつきで買ってみたら、大勝。しかし、巧い。ペリエ教授に勝るとも劣らない信頼感が出てきた。
_ 1着はダイワエルシエーロ。馬券はダンス切って取ったよう!これで春のGⅠ3勝目という珍事。福永もこういう狙った騎乗が出来るならもっと巧くなるよ。池添クンもすっかり追い込みが板についてきたなあ。燃える騎乗だ。
_ 来週はいよいよダービーだ。キングカメハメハが絶対に勝つ。相手は、コスモバルクとダイワメジャー。
_ 最近仕事の愚痴が減ったのは、やはり音楽聴きながら仕事が出来る環境になったからだろう。上司がいなくなったので話し相手がいなくなり、ひとりで一日黙って仕事ではなんだからということで、小音量ながらBGMとして流している。なんせ周りは電話がひっきりなしなので、そこらへんは遠慮もあるのだ。毎日CDを持ってきてiTunesに放り込んで楽しんでいる。flex life、BONNIE PINK、orage pekoe、paris match、PM DAWNなんかは、やはりこの季節に聞くと快感だな。STAN GETZも夕刻からかかると良い感じ。
_ 週末は、個人的に去年のBESTアクト劇団KAKUTAの公演があり楽しみだ。浅草花やしきの閉園後に行われる公演でいくつかの指定スポットから選んだ場所で一斉に芝居が始まり園内中を駆け回る感じだそうだ。土曜日は晴れるといいな。
_ BURGER NUDSもう解散。もったいねえ。もったいねえ。もったいねえ。
_ 本が読みたい。本が読みたい。本が読みたい。あとで購入リスト作ろう。また本棚に、段ボール箱に何千冊とためこみたい。10代の頃よく読んだ西村寿行、勝目梓、エド・マクベインなんかが急に読みたくなってきた。エロバイオレンスでハードボイルドなやつとか警察小説。とりあえず、ラノベ読みは2ヵ月後目処でひと段落とする。企画書書いてみよう。
_ KAKUTA/ムーンライトコースター ゆうえんち浅草花やしき
_ 閉園後の遊園地というとびっきり素敵な会場で観る前からわくわくした。ブライト艦長じゃない、鈴置さんのムーディーな場内案内のなか、観客はA〜Dのスポットのなかで観る位置を思い思いに決めて開演を待つというスタイル。役者も巡回し、芝居の一端を時節披露。ボクたちの前では、父親を捜す田舎の兄妹を演じた佐藤滋さんが父との思い出を披露。遊園地を舞台にした6つのオムニバスの人間模様がかわるがわる演じられていく。個人的には「ウサギ、逃げる。」ウサギの着ぐるみを着た彼氏(川本裕之)を追う女を演じた桑原裕子さんがツボ。当たり前のなんてことはないよくある情景を敢えて見せることで、現実の少し先にあるファンタジーとそれを体験できる人間模様の素晴らしさを描いて見せた力量は大したものだと思う。このまま気負わずやって欲しい劇団だ。素敵な時間をありがとう。
_ 桑原裕子さんは、GAMEの『金八先生』の脚本に関わっているそうで、なるほどと思った。次回公演は8月に再びリーディング公演。川上弘美の「神様」からだそうです。
タブン、5年ぶり3回目くらいかなあ。不思議と行ったことがない。適当にぶらついた後、チェーン店のCAFEで読書。時節聞こえてくる注文の「オレンジジュースLサイズ」という響きがえらい新鮮だった。
浅草に行き、観劇仲間たちと待ちあわせ、というか迎えに来てもらう。昼間観劇した山の手事情社の会場だったというので、再来月行く予定のアサヒスクエアAの場所を教えてもらったり、仲見世を散策。浅草寺境内でお土産に買ってきてもらった神田柏水堂のプードルケーキを食べたりする。ハチクロファンなのよね。
観劇後は、小劇場系のネタなどを話しながら飲み。
_ やはりキングカメハメハ。最強のダービー馬が誕生!スペシャルウィークレベルどころか、ナリタブライアイン、テイエムオペラオー並みかも。2着ハーツクライは素質あるよ。ヨコテンも好騎乗。予想は、ほぼ完璧。GⅠ4勝だ。嬉しいな。安田記念はテレグノシスからで。
_ しかし、マイネル軍団にとっては悲運のダービーだったみたい。バルクは例の通り。マイネルブルックが安楽死処分。サンビームが骨折。出走反対していた佐々木晶調教師は泣くに泣けんだろうな。
_ 性や風俗を描く点で男性作家では、リアリティとファンタジーと哲学的命題でバランスを欠きがちで、女性作家と比べると物足りないことが多いが、この作品は良かった。こういった男性作家がいるといないでは大分違う。鷹見一幸は初めて読んだ。『でたまか』は2大帝国が争う世界の僻地ののほほんとした王国が舞台。優秀すぎるがゆえに僻地へと任官となった主人公の活躍が描かれていくのかな。悪くない。シリーズ集めよう。『あそびにいくヨ!』コテコテすぎるなあ。『七姫物語』やっぱり良いよ。キャラを揃えてその事情を描いていって、大河ものっぽくしようという気概が感じられる。視点が独特だよなあ。権力や都市国家の興亡をこの視点で捉えられるというのが、素晴らしい。
_ 週末のレースを振り返って。金鯱賞はタップダンスシチー。やはりクリスエスと闘ってきた世代は強い。しかし、現4歳世代にはかなり失望している。このレースではザッツザプレンティ、アドマイヤグルーヴ、スティルインラヴのGⅠ馬が出走も惨敗。天皇賞の4強の負け方といい、内容は非常に悪い。天皇賞秋にはおそらく、ダービー馬のキングカメハメハ、ハイアーゲームが出てくると思うが、現時点の印象では3歳の世代の方が断然だ。その3歳世代では、駒草賞でミスティックエイジが完勝。シェルゲームを破ったのは大きい。素質でかっているのがこの馬とハーツクライ、シェルゲーム。菊花賞では3頭の争いと見ている。コスモバルクは、やはり皐月賞を絶対に獲らなくてはならない馬だったということをローテや完成度、騎手の力量を測ってみて感じた結果、ダービー直前で買うのをやめてしまった。ただ、まだチャンスはある。秋のトライアルで武豊、ペリエ教授が騎乗となれば…