_ ジム中心生活に切り替え2週間目。まさに精魂尽き果てたってっ感じで帰宅後、1時間ほどボーっとする。町屋へ。毎年恒例となった観劇仲間たちが10人単位で集まる食事会。イベリコ豚は美味しかったし、赤ワインのセレクトが良いせいか久しぶりに結構飲む。舞台やっている方や、舞台機構の会社の方とは、何時か仕事が重なるといいなと思う。
_ ラドラムの陰謀史観に毒されたボクには分かっていたんだ。ブッシュとビンラディン一族が繋がっていたことも、韓流ブームも全てはロッテを潰すための陰謀だったと。話は、東西冷戦時末期に遡る。「くたばれ、アンドロポフ!」(冒険小説・翻訳のため時代がずれています)と親しみを込めて叫んだり、バックホルツCIA副長官が『ジェイドタイガーの影』で暗殺されて涙していた頃。大韓航空機爆破テロ事件が起こる。渡辺恒雄副社長に。レロン・リー ロッテ退団。
_ なんかオモロイこと書こうと思ったけれど無理だった。
_ 最近は完全に仕事して帰って寝るだけのサラリーマン生活。ああ、10代最後の夏がこのまま終るのか。
今週末は何とか休みを取って復活の契機を得に神戸に行くつもり。
_ 今週で『かってに改蔵』の連載が終了するということで、しばらく喪に服します。メルカッツ提督にだって私くらいは、的な気持ちです。
_ 夢でおじゃる。夢でオJAL。
_ 神戸へ。三宮駅を拠点に地図も見ないでひたすら歩く。旧居留地、南京町、元町、栄町、磯上公園、トアイースト・トアウエストを4時間ほど散策。暑さにバテテ休憩したCAFEは4箇所ほど。神戸サウナ&スパで汗を流し疲労回復を図る。新開地へ。
_ 上海太郎舞踏公司/Scale 神戸アートビレッジセンター
_ 2日目。今度はMeetsを見ながらスポット重視で散策。午前中は北野の異人館へ。午後は栄町のショップでバッグやTなど買い物、トアで小物、CAFEめぐり。Book1st、紀伊国屋書店、ジュンク堂書店を廻って本をツイ買ってしまう。BEAMS WEST、VISIONS COAX、カフェネスカフェに行き、神戸サウナ&スパを今日も利用。横浜へ帰る。
_ アサヒ・アート・フェスティバル2004/吾妻橋ダンスクロッシング ザッツ・コンポラダンス・ショー!
_ 7/24(土)。たまたま予定があった友人と連れ立って行って来ました。夏のコンテンポラリーダンスの祭典といった感じの公演で各5〜10分の演目の2部構成。おそらく今のコンテンポラリーダンスの現状としてパッケージングしたものとして売り込むならBESTといえるラインナップだろう。最初に観るなら、この面々ということで敷居は低くなると思われる。酒を飲みながらかぶりつきで。APEはサラリーマンネタのマイム演劇風のもの。完成度が高く即CFとかでも撮れそうなもの。やりたいことは、上海太郎舞踏公司に近い感じを受ける。康本雅子、やはり身体性、エロス、音響、ネタ、落ちまでトータルのエンター性を表現するダンサーとしては稀有な方だと思う。着物の帯を観客に引かせお約束の展開から、幕ひきに大根を出す強烈さには正直唸る。たかぎまゆ、トランクから出てきたゴスロリ風ショウダンサー、技巧的には感銘を受けないが妙な貫禄と間が良い。ボクデス、小浜さんがひたすら胡瓜の工作をする。ひたすら滑った感がある痛々しさがアーティスティック。身体表現サークル、褌締めた3人の男の身体表現パフォーマンス。久々に心底笑えた。一発芸的なものも感じるが、ヘナチョコ感と肉体の悠然さとヤンチャぶりが一体化したパフォーマンスは一度見るべきものだ。風間るり子、黒沢美香さんのオリエンタルダンスは、もはや芸事を極めつつある人間の余裕と貫禄を感じられた。プロフェッショナルといっていいダンサーですね。ニブロール、素晴らしかった。個人的には今年のSF大賞。トランス感覚とスクエアな硬質感に惑星的な円環的な友誼と親愛の膜を加えた宇宙と人との互換性と更新性を感じた。VJ・DJを含めたART集団としてのニブロールの完成度はさすがだ。おそらく将来性に投資するならばボクはココを選ぶだろう。チョッと飛ばして康本雅子、今度は男性ダンサーを女性に見立て自身は男前に扮するカット調のメロドラマダンスを展開。彼女のエッセンスが滲み出ていてまとも感銘を受ける。身体表現サークルの2本目には、黒田育世が参加。可愛いし褌を気にする仕草とかには萌えた。デモ、身体表現サークルの演目としては、マイナス面になってしまったような。KATHY、キャッチーかつPOPな演出。ARTパフォーマンスとしては悪くないと思うのだが…。ボクデス、「蟹ダンサー多喜二」観たよ。一番前のかぶりつきだったのでビニールシートでガード。蟹を頭に被った小浜さんが両手に持った蟹を振り回し破壊していく。そのエクスタシーと破壊の美学と蟹臭さに観客は酔いしれる…本当に蟹に酔う…最後にこの演目を持っていくのはさすがでしょう。スタッフに蟹飛んできませんでしたか?と聞かれたときには、何とシュールな問いかけだろうと悦に入る。ある意味、全てを持っていく落ちだから。楽しかった。こういったお祭りは今後も続けて欲しいな。
_ お祭りだった神楽坂のお店で飲む。ボクのマーケット感覚と資産運用プランを示し0.1本を確保する。