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2007-07-02 『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』

_ 金曜日、帰りに横浜駅へ。バーゲン初日で混んでいるモアーズ。タワレコで斉藤和義/君は僕のなにを好きになったんだろう/ベリーベリーストロング~アイネクライネ~伊坂幸太郎の小説付き、奥華子/TIME NOTE  を買ってから待ち合わせ場所のヨドバシにいく。ちょっと時間があったのでゲームコーナーを覗いたら50人くらいレジで並んでいて、ゲーム買う意欲が消える。西口にあるイタリアンで食事。以前いったことのあるお店のシェフが新しく開いたカウンターのみのお店。うん、やっぱりこの味良いね。コースの中では、仏産フォアグラのスモーク ポルトソース 赤玉ねぎのソテー添えが絶品で食べていて幸せを感じる。好みと予算を言って選んでもらった北イタリアの白とフルボディの赤のワインも美味しく飲めて、良い気分で食事が出来た。ふたりで¥35000程と良いお値段だけどまあこのレベルならしょうがないかな。バーゲンでお買い物する予算が消えたけど。

_ 土曜日、ちょっとお酒が抜けていない感じ。渋谷へ出て沖縄料理屋で食事をしてからル・シネマへ。『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』を観る。ポラックが友人の建築家フランク・ゲーリーを手持ちカメラで綴ったドキュメント。気負った物が全くなくお互いの友人関係の近さからか、ドキュメンタリーとしては珍しいくらい軽く観られる。今現在の巨大なチームとしての創作過程、好々爺といった感のあるフランク・ゲーリーの素の人柄を感じさせる内容にとっても好感を抱けた。三省堂のカフェで先週から読んできた『村田エフェンディ滞土録』梨木 香歩 を読み終える。ラストの革命と戦乱によって失われる友たちへの愛惜の想いと青春賛歌に思わず涙してしまう。


2007-07-09 ベリーベリーストロング

_ 土曜日、ここ一週間『ぐるりのこと』梨木香歩 を読んで頭をぐるぐる言葉が回っている。著者がセブンシスターズの断崖で考えたこと。

_ 他者の視点を、皮膚一枚下の自分の内で同時進行形で起きている世界として、客観的に捉えていく感覚を、意識的なわざとして自分のものにする。それは、観念的なものとしてではなく、プラクティカルなものとして。思考されるものとしてでなく体感されるものとして。冷静に日常の意識を持続させたままで。自分を保ったままで、自分の境界はしっかり保持したままで、違う次元の扉を開いてゆく。

(けれども、それは種全体で到達しなければならない境地で、種全体としてはじつはそれをのぞんでいないのではないかしら。だったら一人でこんなことを考えるなんて、虚しく馬鹿げたことなのかもしれない…)

_ 「隠れたい場所」では今の時代の生の感覚として下記のことが描かれている。世界を大きく二分するわかりやすい対立関係ではなく、直線的でスピード感強い動的な動きと、進歩ということがそもそも念頭にない(あるいは非常に意識的にそのことに懐疑的な)前近代的ともいえる静かでわかりにくい諸々で構成されたムーブメント。スピーディーなものとスローなもの。クリアーなものとダルなもの。有刺鉄線的なものと生垣的なもの。そういう、今まであまり表に出なかった、けれど本当はそもそもの最初から仕組まれていた、大じかけな対立が、なんだか最近、とてもよく見えてきたような気がする。

_ (『ぐるりのこと』梨木香歩)

_ 入り混じっていた混沌とした世界が次第にクリアー度が増し、そのクリアさが迫る選択に次ぐ選択をしていくことにより世界も国も人も今加速度的に曖昧な混沌さが失われてきている、境界をクリアーにしてゆく何かの力に加担してしまっているのではないかとも記している。今この世界に生きるものとしてその加速度を少しでも緩やかなものとしたいそういったスローな生がまた混沌を生み出していけば良い。そう例えば星を観るとかして。

_ 品川に着いて高輪口に出て原美術館に歩き出す。斉藤和義が伊坂幸太郎と競作したナンバーを口ずさんで、

_ ベリーベリーストロング いつか誰かが言ってた ベリーベリーストロング 強い絆の話だよ 

_ の部分で拳を少し握って踵を強く踏みしめるとなんだかとっても元気が出てくる。ワタリウム美術館以来の「ヘンリー・ダーガー 少女たちの戦いの物語—夢の楽園」展を満喫して、歩いてすぐのゲートシティ大崎でお昼を食べてからスターバックスで『スクールアタック・シンドローム』舞城王太郎 書き下ろしの「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」ああ、これも加速化された世界の物語だ。と、これも単行本を持っているけど買ってしまった『雨はコーラを飲まない』江國香織 をのんびりと読む進める。表紙の挿画の雨が可愛いの。日比谷へ向かいシャンテシネで『あるスキャンダルの覚え書き』を観る。東京駅から中央線で三鷹へ。三鷹市芸術文化センター&ポツドール PRESENTS「人間♥失格」を観る。リアルでむず痒痛い駄目人間っぷりの描写に悶えながら観るも余りの大人しさに少々拍子抜けの感もあって観ていたが、最後に暴力とSEX描写があってなんだか安心してしまう。芝居って劇団ごとのお約束にならされてしまうのよね。


2007-07-12 2007年上半期観た映画

_ 2007年上半期観た映画

1.敬愛なるベートーヴェン

2.イカとクジラ

3.007/カジノ・ロワイヤル

4.エレクション

5.パプリカ

6.マリー・アントワネット

7.ディパーテッド

8.守護神

9.幸福な食卓

10.リトル・ミス・サンシャイン

11.世界最速のインディアン

12.ゴーストライダー

13.ドリームガールズ

14.デジャヴ

15.どろろ

16.秒速5センチメートル

17.パフューム

18.秒速5センチメートル

19.絶対の愛

20.学校の階段

21.ゲゲゲの鬼太郎

22.ラブソングができるまで

23.ロッキー・ザ・ファイナル

24.眉山

25.フランドル

26.初雪の恋 ヴァージン・スノー

27.サン・ジャックへの道

28.バベル

29.そのときは彼によろしく

30.スパイダーマン3

31.恋する日曜日 私。恋した

32.スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー

_ もっとも心に響いたのは「秒速5センチメートル」ですね。2回も観ちゃったし。傑作だと思ったのが「バベル」心の深いところで共感できる作品でした。あと、ロードムービーの2本が面白かったあ。「リトル・ミス・サンシャイン」「世界最速のインディアン」観たあと幸せな気持ちになれる逸品です。ミュージカル映画では「ドリームガールズ」時代背景がなんといっても良い。本も歌も役者も最高レベル!「ラブソングができるまで」もラブコメとしてはかなり笑って楽しめましたよっ。


2007-07-13 血圧脈拍

_ 毎日泳ぐ前に血圧脈拍を測っているんだけど、なんか最近数値が低いような気がする。通常は上が110〜120台、下が70〜80.脈拍は70〜90といったところ。現在は上が90〜110、下が70台、脈拍65〜69といった次第。体が省エネモードなのかな。今のゆるゆる生活ならこんなもんだろとか判断して。まあ調べてみたら平均値以内だからいいか。どーも最近だるくって。


2007-07-14 2007年上半期読了本

_ 2007年上半期読了本

1.『りんこ日記〈2〉』川内 倫子 フォイル

2.『動物園の鳥』坂木 司 東京創元社

3.『宙(ソラ)の家』大島 真寿美 角川書店

4.『ηなのに夢のよう』森 博嗣 講談社

5.『僕たちは歩かない』古川 日出男 角川書店

6.『自転車少年記—あの風の中へ』竹内 真 新潮社

7.『マゼンタ100』日向 蓬 角川書店

8.『ジャージの二人』長嶋 有 集英社

9.『GO-ONE』松樹 剛史 集英社

10.『夜は短し歩けよ乙女』森見 登美彦 角川書店

11.『水滸伝〈1〉曙光の章』北方 謙三 集英社

12.『笑う怪獣ミステリ劇場』西澤 保彦 新潮社

13.『本業失格』松浦 弥太郎 集英社

14.『この人の閾』保坂 和志 新潮社

15.『文人悪食』嵐山 光三郎 新潮社

16.『むかしの味』池波 正太郎 新潮社

17.『日常茶飯事』山本 夏彦 新潮社

18.『ぬるい眠り』江國 香織 新潮社

19.『恋愛小説』新潮社

20.『花の脇役』関 容子 新潮社

21.『二人道成寺』近藤 史恵 文藝春秋

22.『猫に時間の流れる』保坂 和志  新潮社

23.『ショートカット』柴崎 友香 河出書房新社

24.『ありのすさび』佐藤 正午 光文社

25.『新釈 走れメロス 他四篇』森見 登美彦 祥伝社

26.『100回泣くこと』中村 航 小学館

27.『イニシエーション・ラブ』乾 くるみ 文藝春秋

28.『ブラフマンの埋葬』小川 洋子 講談社

29.『素敵』大道 珠貴 光文社

30.『わん・つう・すりー—アメリカ阿呆旅行』江國 滋 文藝春秋

31.『想い出のカフェ ドゥマゴからの贈り物』井上俊子/編 Bunkamura

32.『竜を駆る種族』ジャック ヴァンス 早川書房

33.『ニューヨーク五番街物語』常盤 新平 集英社

34.『銀河遊撃隊』ハリイ・ハリスン 早川書房

35.『乗りもの紳士録』阿川弘之 旺文社

36.『東京の空の下、今日も町歩き』川本 三郎 筑摩書房

37.『イナイ×イナイ』森 博嗣 講談社

38.『星界の断章 2 (2)』森岡 浩之 早川書房

39.『生まれる森』島本 理生 講談社

40.『フルタイムライフ』柴崎 友香 マガジンハウス

41.『喰いたい放題』色川 武大 集英社

42.『空を見上げる古い歌を口ずさむ』小路 幸也 講談社

43.『なんくるない』よしもと ばなな 新潮社

44.『あと千回の晩飯』山田 風太郎 朝日新聞社

45.『追憶の夏 水面にて』H.M.ヴァン・デン ブリンク 扶桑社

46.『1ポンドの悲しみ』石田 衣良 集英社

47.『パラレル』長嶋 有 文藝春秋

48.『ゲドを読む。』

49.『雲雀』佐藤 亜紀 文藝春秋

50.『村田エフェンディ滞土録』梨木 香歩 角川書店

51.『役者は勘九郎—中村屋三代』関 容子 文藝春秋

_ その他、ラノベが54冊で合計105冊でした。去年と同ペースかな。完全に文庫派になってしまったので流行り廃りは関係なく本当に好きなもの読んでますね。今年はなんと言ってもエッセイ読んだなあと言う実感が。江國滋、山田風太郎、色川武大、阿川弘之、みんな老いの達観と我侭さ、楽しみ方が素敵で読んでいて楽しかったあ。若い人では松浦 弥太郎さんの文章が好きデスネ。一遍一遍のエッセイの格好よさ、惚れますね。文芸ではやはり『夜は短し歩けよ乙女』デビュー作のDT臭満開の摩訶不思議アドベンチャーな作品から根っこは変わらないけれど、乙女描写に悶えるこの作品が人気が出たのは分かります。しかし森見さんが直木賞候補まで一気にいくとは。すごい。小説で僕が今求めていることを書いているのは、保坂和志(僕の感性がやっと追いついた)であり、柴崎友香、長嶋有といった面々だと思います。仕事をして人といてその周辺に漂う感情と想い。今は自分の現実を反復するためのこの文学路線と、舞城王太郎、古川日出男が描いている加速度的な物語の文学を巧くバランスをとって内在させていきたいですね。


2007-07-18 閉じ込められた神様の話

_ 金曜日、ヤングアニマルのうみのセンセの新連載「3月のライオン」を読む。ああ、やっぱりと言うか納得と言うか隅田川が見える景色が舞台なんだ。散歩するときはこの漫画も頭に浮かぶことになりそう。

土曜日、朝から雨だけど今日は「ゾディアック」を何としても観ないと終わっちゃうっと出かける。今日の音源はi tunesから落としたSTUDIO APARTMENT/PEOPLE TO PEOPLE 。ラウンジ系ダンスミュージックは飽きが来なくて良い。ポケモンがはじまる日なんだよな混んでるかなあと慄きながら映画館へ行くも、午前中で全部売り切れたようで余り並ばずにすむ。お昼からやる「キサラギ」を観賞。ジャックモールへ行き、いつものカフェで昼食とコーヒー。『明るい旅情』池澤 夏樹 をのんびりと読んだり、施設にあるクライミングに勇敢に挑戦している子供を眺めたりして時間をすごす。映画館へ戻り、2Fの窓傍の席で外を眺める。大雨に包まれる景色はまるで繭のようで世界が球状なのだなと実感できるような気がするな、原初の世界に海を作り出した雨の量はどれほどのものだったのだろうなどと考えながら開演時間を待つ。「ゾディアック」を観て一向に止む気配のない雨にしばし思案しながら横浜駅まで行く。

_ 日曜日、台風が去ったのか分からないけれどお昼頃から雨がまったく振らないので思い切って出かける。今日の音源はPearl Jam/Yield 。うーん、アメリカの乾いた大地。夏になったらライブ版もnanoに入れ込んで聞こうっと。伊勢崎町へ出て「アヒルと鴨とコインロッカー」を観る。うら覚えのディランの風に吹かれてを口ずさみながら、すでに試合が中止になっていた横浜スタジアムを通り過ぎるころには微かな雨と夕暮れが姿を現し始めていた。閉じ込められた神様が出てきたあっ!ってくらいもっと晴れないかなと思いながらスターバックスに寄ってPenのWebデザイン特集や『均ちゃんの失踪』中島 京子 を読む。台風のおかげか、あくせくせずに意外とのんびりとした休日を送れたのかもしれないな。


2007-07-23 7月歌舞伎観賞教室

_ 金曜日、帰りに映画館へ寄って「ダイ・ハード4.0」を観る。おもろかったあ。AUD/JPY105.90〜106.00と急落したのでターゲット108.20にして買い増しする。

_ 土曜日、朝はプールへ。少々疲労感を感じながらも国立劇場のある半蔵門へ出向く。お昼時だったので麹町方面へ歩いてインドカレー屋を見つけて枝豆カレーで昼食。案外さっぱりとしてもたれず良い感じ。「7月歌舞伎観賞教室」国立劇場に着くと親子連れがいっぱいいる。忘れていたけど、この時期は親子で楽しむ歌舞伎教室だったよ。もう夏休みなんだねえ。中村松江さんが芝居に登場する十二支の動物をテーマに歌舞伎の魅力を語る趣向で子供向けで分かりやすくて面白い。子供のころ、こういったものを見て歌舞伎を好きになってくれるといいね。本編は「新版歌祭文」‐野崎村‐。義太夫狂言で世話物って子供たちには渋すぎるよな。帰りは永田町方面へ行きカフェでBRUTUSの旅特集を読む。今年の夏はどこにも行く予定がないので寂しい。南北線で目黒へ出て恵比寿までぶらぶら歩く。開館時間がすぎた東京都写真美術館へ着いて、「マーティン・パー写真展」やってたんだ。はよう来ればよかった。ホールで「雲南の少女 ルオマの初恋」を観る。


2007-07-25 永遠の1.8秒

_ 火曜日、おお、珍しく晴れた。2週間ぶりくらいに感じる。最近、泳いだあとはものすごく疲労感に襲われるので、家に帰ってもPCで為替を観ながら、たまったHDの録画を片付けるといった生活。2月くらいに放映したヤングシナリオ大賞の「P&Gパンテーンドラマスペシャル 永遠の1.8秒」を観る。シンクロナイズドダイビングをテーマにした青春もの。成海璃子、星井七瀬が演じた女の子たちが飛び込むさいの合図として、おじゃ魔女どれみに出てくるらしいフレーズを唱えると言う設定を見て、そっかあ脚本書く人たちがその世代なのかあ。飛込競技は一度やってみたかったなあ。バーナンキのサブプライム発言以降、ドル売りが進む。USD/JPY 119.65でポジション取れればいいな。なんて考えはものすごく甘かったりして。


2007-07-26 ケータイデザインウォーズ

_ 水曜日、深夜にやっていたNHKのケータイデザインウォーズという特集を見る。NECは未だにデザインと技術のやりとりがこんなレベルなんだ、LG電子のチョコレートフォンは結構よさそう、ソニーエリクソンのスウェーデンのデザインチームのどことなく哲学的ディスカッションは面白いな。なんかけちょんけちょんなCHFのショートを売り抜けて、しばらく様子見とします。USDも下げ渋りだったし。何年もファンド積立だけでやってきたので、正直退屈していたけれどFXは良い息抜きになってます。今後は長期運用用にUSD/HKDのロングやEUR/CHFをレバレッジ厚めにかけるなどのポジションを持とうかと。


2007-07-27 シナリオ

_ 木曜日、プールで泳いでから帰宅。チャートを見たら爆下げしている。120の攻防だと思っていたらあっという間に118円台に。119.65のポジションを指値で入れていたので取れてしまった。金曜日はどうなるのだろう。この日も下がったら115円台もありのシナリオ考えないと。アメリカ消費の下がりから経済成長が霧散するのではないか、金利引下げによりアメリカの投資家が新興国投資に走るのではないかと言うなんかも出てきたりしているみたいね。一ヶ月ぶりに観たアメトークはブッチャーさんネタがすんごく面白かった。来週はジョジョの奇妙な芸人ということで録画してでも観ないとな。


2007-07-31 夏の週末

_ 金曜日、帰りにビックカメラに寄ってNDSソフトの「すばらしきこのせかい」、タワレコに寄ってBONNIE PINK/Thinking Out Loud、JOYCE & TUTTY MORENO/SAMBA-JAZZ & OUTRAS BOSSAS を購入。Ashとmelodyの新譜とTRICERATOPS のBEST盤も買わなきゃなあ。タワレコのポイントカードが変わっておった。これで期限気にせず買えるね。プールへ寄ってから帰宅する。

_ 土曜日、期日前投票を済ませてから高島町で降りてみなとみらいまで歩く。とっても暑い。JOYCEの涼やかな声を聴きながら、ここはくーらーの効いたおされカフェだと思い込んでも歩いていると汗がだらだら出るよ。映画の前に蕎麦屋で辛味大根蕎麦の昼食。映画は『ピアノの森』を観る。原作は途中までしか読んでいない。映像も音楽もとても素晴らしく、ウラディーミル・アシュケナージの演奏が感動的。ひと夏の少年たちの出会いとして巧くまとまられていたのも良い感じ。映画館を出て横浜美術館へ向かうと、新規にスターバックスとTSUTAYAの併設店が開店していたので寄ってみる。みなとみらいに住む若い家族向けの店舗と言う感じで雑貨とか絵本が充実している。2FのCDコーナーで、Linkin Park /Minutes to Midnight が安く売っていたので買ってしまう。スターバックスは人がいっぱいで座れそうにないので、横浜美術館へ行き、「森村泰昌—美の教室、静聴せよ」展 を観る。森村せんせの作品解説を聴きながら作品を堪能。まなぶとまねるは同じ語源まねぶから来たと言う言葉が印象的。新作の三島オマージュも面白かった。魔術的な美だよなこの方の作品は。いつものカフェでケーキセットでコーヒーを飲みながら、Casaのコルビュジエ特集と『マドンナ』奥田 英朗、『俳句旅行のすすめ』江国 滋 を読み進める。今日は友人と中華街で食事する予定だったのだけれど、仕事が終わらんのですまんが・・・というメールを受け取り、どうしようっかなあと思いながらみなとみらいをぶらぶら歩いて建設中のマンションを眺めたりする。みなとみらい初の賃貸マンションっていくらになるのかなあ?15万くらい?マリノスタウンを通り過ぎてポートサイド公園に行き着いて、静かな水面を眺めながら夏の声を聴き、しばしぼーっとする。


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