_ 週末は、ジムに行って疲れきって家でのんびりと過ごすという感じで終ってしまった。中学生の頃部活で泳ぎ疲れて、午後はまどろんでいた頃を思い出す。メンタリティもあまり変わらんような。
_ 『長崎乱楽坂』吉田修一 新潮社 『チルドレン』伊坂幸太郎 講談社 と続けて読み終わる。諦観と情念の配置の妙、東京以外の地の場を描く時の吉田修一の巧さだ。時代性の認識としての事件を背景にして何かに喰われるべき人の生を綴っている。伊坂幸太郎、相変わらずの洒脱さとグルーヴ感に酔わせてもらう。語り手は、青年と呼ばれる世代だが、この方が描く人物は、少年—青年—親父という地続きのフォルムが見渡せる気がする。その間に起きる事件は、青空を流れる雨雲や雷雨みたいなものだ、いずれ流れ去るさと嘯いている。
_ とりあえず、5年後引退したら長崎と仙台で暮らそうと決意した。
_ これでようやく、『ランドマーク』吉田修一 『グラスホッパー』伊坂幸太郎 が買える。
_ 狙いたい銘柄を厳選してみるが、これでポートフォリオ組んだら300万ほどかあ。うーん、もっと考えないと。
非常に示唆にとんだ内容で感銘を受ける。バレエというものは、やはり西欧文化の総合芸術であり、その体現者たるものが歩む道なのだと納得。ベジャールからダンサーへ。ベジャールからスタッフへ。彼が表現したいもの、伝えたいもの、互いの認識力と創造性の闘いから作品は生まれる。
_ 千葉ロッテーオリックス 千葉マリンスタジアム
_ 休みは伊勢佐木長者町からスタート。伊勢崎町で映画。大井町からりんかい線で新木場−京葉線で海浜幕張へ。広域東京地域、湾系、レジャー集積地帯を通る。コミケ帰り、DLに向かう人、日本人のレジャーの集積力についてちょっと考える。広域な空間記憶集積装置としてのレジャー。
物語装置としての枠が創造者の枠を決めてしまい、ダンスの振幅感を狭めてしまった感覚を受けた。
第二回投資戦略会議。
物語の方向性はわりと早く読める。サスペンスの盛り上げ方の演出が今ひとつだが、デイヴィット・フィンチャー監督が好きな方ならある程度楽しめるだろう。
_ 渋谷から池袋-目白へ。
女の子たちの友情変遷よりも韓国の社会・生活様式が気になった。日本で言うと昭和40年代くらいの社会水準と現在の社会水準が混沌と折り重なっている。閉塞感と価値観の位相の変化に戸惑い、生きていく。でも残っていくものはちっぽけな人としての繋がり。
_ 目黒駅−目黒通り−学芸大学のルートを歩く。Hotel CLASKAでお茶を飲み、
を読み終える。今年一番の傑作を読み終えるべき場所で読み終えた。東京という都市機能を読み解く上での大宮という都市、スパイラル建築、貞操帯、建築士、作業員、肉体の制御とその正体を知らぬ人々という群れ、空間を御する建築物の倒壊へといたるクライシス。吉田修一、やはりこの人だ。現代の人間性と空間認識の重層的な部分が掠りあう、その部分の不協和と親和性、労働の持つ普遍性と無為。
_ 東横線みなとみらい線で元町・中華街駅へ。近々、この周辺の駅の建築物を見回ろう。スタートした伊勢佐木長者町へ。
_ 明日に備えて仕事のことを少々。顧客創造とエンゲージなど。
_ 朝っぱらから仕事の電話で叩き起こされる。この低脳野郎どもと愚痴りながら仕事を処理。せっかくの早起きなので銀座へ。スターバックスで残処理をした後、映画を観る。
ベルトリッチ監督のヌーベルバーグへのオマージュ。5月革命前夜のパリ。アメリカ生まれの青年がパリに住む近親相姦的な姉弟と映画を通じて交歓し、やがて享楽に溺れていくといった物語。映画の知識、思惟と思想で実体を持たぬことを語り合い、官能に浸る若者たちが肌で感じた革命への予感と暴発。
今ひとつ感興が湧かないイベントの様な。ほとんどガンプラとゾイドのブースにいた。ゾイドの秋からやる番組は面白そう、STORYではなく出るゾイドたちが。あと『絢爛舞踏祭』のGAME画面は素晴らしかった。楽しみだなあ。しかしエリザベス船長の顔が…
友人と合流。遠すぎるよ!と文句を言われる。先発メンバーがすごい。西岡・今江に加え堀・初芝+5番垣内だもん。今江プロ初HRで先制。里崎HRで追加点。その後も初芝、西岡がHRとくれば云うことなし。ストッパー藪田も見られたし、満足して帰途へ着く。
_ お金節約のため、タブン絞る。デモ10月は公演ありすぎ。しかもいい劇団ばっかり。8年近く芝居観てくると秋公演は毎年同じ顔ぶれになってしまうな。ダンスはSTスポット中心で。三鷹のセレクションは毎年素晴らしい。スタッフの力を感じる。人で言うと注目はやはり倉持裕と前田司郎。芝居をあまり見たことのない本読み系の人達にも観てほしい才能。
_ 『ゼロの使い魔』素晴らしい。パンツの紐に切れ目を入れるところなんて最高だ。『食卓にビールを』ネタと容量とリミックス具合のバランスはさすが。物語の王あざの耕平には生涯ついていきます。『銀盤』噂どおりの傑作でした。
_ 会議が終ったら、GDPには間に合わない時間に。明日朝行くかなあ。どうしようか。背中の痛みからしてジムに行かないと…
_ 関連会社の企画の人と話した結果、今後演出家とか、そこら辺の話が出てくるのでその際には同席させてもらうことになる。嬉しい。燃える。来週には強力商品が出せるし。仕事には運気がある模様。
また今回も泣かされた。同年代のオカモト氏の少年ジャンプ的メッセージに強く共感。3人の少年・少女の友情と愛情、そして4人目の選択からあるシンボルへと向かう道筋。そして別れと未来。物語自体を今回はジュブナイルSFとして少年向けに特化しディフォルメ化した内容、演出だがそれでもこれだけ揺さぶられる。現在・過去の2部構成のかたちをとって物語の多層化を図っているが、これは少々欲張りすぎか。過去編のクライマックスの感情をそのまま余韻として残しながら、劇場を去りたかった。しかし、エンターテイメント劇団としてやはり最高峰の劇団だ。東京進出が本格化するとのことでこれからも注目していきたい。
ひどく甘い蜜を舐めてしまった。
子宮からの震動を互いに侵蝕させ、生理面のエロスの様々な局面を誘発させる。オブジェに蜜は流れ落ち、自らも汚れる。汚濁を切り裂くのは稚気と子供のような開けっぴろげさ。巧みな構成と演出効果で観客に自らのイメージを最大限に見せられる稀有な人材が黒田育世。女性の生理面や稚気も含めて思わず全肯定してしまうような公演だった。ダンス界のプリンセスは真の才能を持っている。