女の子たちの友情変遷よりも韓国の社会・生活様式が気になった。日本で言うと昭和40年代くらいの社会水準と現在の社会水準が混沌と折り重なっている。閉塞感と価値観の位相の変化に戸惑い、生きていく。でも残っていくものはちっぽけな人としての繋がり。
_ 目黒駅−目黒通り−学芸大学のルートを歩く。Hotel CLASKAでお茶を飲み、
を読み終える。今年一番の傑作を読み終えるべき場所で読み終えた。東京という都市機能を読み解く上での大宮という都市、スパイラル建築、貞操帯、建築士、作業員、肉体の制御とその正体を知らぬ人々という群れ、空間を御する建築物の倒壊へといたるクライシス。吉田修一、やはりこの人だ。現代の人間性と空間認識の重層的な部分が掠りあう、その部分の不協和と親和性、労働の持つ普遍性と無為。
_ 東横線みなとみらい線で元町・中華街駅へ。近々、この周辺の駅の建築物を見回ろう。スタートした伊勢佐木長者町へ。
_ 明日に備えて仕事のことを少々。顧客創造とエンゲージなど。