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2007-02-08 インフルエンザ

_ 月曜朝から悪寒を感じつつも会社に行きましたが、耐えられなくすぐ帰宅。熱が38度6分で頭痛が酷く開院したばかりの近所の病院へ。インフルエンザでした。喉の痛み、咳に鼻水、腹痛と一通り経由して3日間寝込みまして木曜日にようやく出社です。まだ頭がボーっとして薬のせいで眠いです。

初日の高熱・頭痛ではさすがにうなされながら寝込みましたが、3日目は結構持ち直し、録画していた『恋の門』『千と千尋の神隠し』を観たり

『水滸伝〈1〉曙光の章』北方 謙三 集英社

『オイレンシュピーゲル 1 (1)』冲方 丁 角川書店

を読んだりもしました。結構元気っ。しかし『恋の門』観てて思ったのが、我が友はやはり外見が松尾スズキに似ているよなあ、ワシがクドカンに似てなくてスマンと思う。

うつらうつらしながら春が来ないかなあとか思ったりしながら、頭に浮かんできたのは、今年はあまり予定というものを組まないで過ごしてみようかなということ。

観劇やダンスの予定を減らして、仕事や資産とかを考えるを控えて、散歩とか古本を眺めたりとか日常の料理とかに心を砕いたりとか、なんかそんなスタイルにしてみようかしらねえ、とか穏やかな陽を感じながら考えたのでした。


2007-02-09 春になったら散歩しながら読みたい本

_ 土曜日の予報が雨じゃなくなってて嬉しいなっ。冬は週末も地元でのんびりと映画や散歩で過ごすつもりなの。MMのモールの中のカフェとかは横浜駅周辺よりもよっぽど空いていて好きっ。あとは伊勢崎町や吉野町ね。ちょっと本読み欲が復活気味かも。北方水滸伝も面白かったあ!19巻まで地道に読んでいきたいな。『ジャージの二人』長嶋有 ああ、今の自分の心境にピッタリの小説だ。『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦 森見さんプリチーすぎ!エッセイはトーブン『日々ごはん』だな。などなど、たいそう楽しんでおります。下記は春になったら散歩しながら読みたい本です。

  • 『むかし卓袱台があったころ』久世光彦 筑摩書房
  • 『大遺言書』久世光彦 新潮社
  • 『お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き』吉野朔実 角川書店
  • 『辺境・近境』村上春樹 新潮社
  • 『文人暴食』嵐山光三郎 新潮社
  • 『旅先でビール』川本三郎 潮出版社
  • 『河岸忘日抄』堀江敏幸 新潮社

  • 2007-02-13 古本ものちょっと復活

    _ 週末は久し振りに古本屋さんへ何軒か行きました。昔と違って100%読むだろうと思える本のみ買うと今の自分の興味の範囲がよく分かります。そいえば何故か新潮文庫ばっかりだな。買おうと思っていた『赤江瀑名作選』が手に入って嬉しいなっ。

  • 『満里奈の旅ぶくれ—たわわ台湾』渡辺 満里奈 新潮社
  • 『この人の閾』保坂 和志 新潮社
  • 『文人悪食』嵐山 光三郎 新潮社
  • 『明るい旅情』池澤 夏樹 新潮社
  • 『謎の母』久世 光彦 新潮社
  • 『早く昔になればいい』久世 光彦 新潮社
  • 『赤江瀑名作選』赤江瀑 学習研究社

  • 2007-02-14 2〜3月の観劇予定

    _ 『ひばり』シアターコクーン・オンレパートリー2007

    [劇作・脚本]ジャン・アヌイ [翻訳]岩切正一郎 [演出]蜷川幸雄 [出演]松たか子/益岡徹/橋本さとし/山崎一/壤晴彦/小島聖/磯部勉/月影瞳/品川徹/他

    _ ほうほう堂×チェルフィッチュ『まだ決めてない』 STスポット

    構成・演出:新鋪美佳/岡田利規/福留麻理

    出演:新鋪美佳/福留麻理

    _ ポツドール『激情』本多劇場

    [劇作・脚本][演出]三浦大輔 [出演]安藤玉恵/米村亮太朗/町田マリー/古澤裕介/小林康浩/脇坂圭一郎/玄覺悠子/井上幸太郎/仗桐安/他

    _ ニットキャップシアター『お彼岸の魚』駅前劇場

    [劇作・脚本][演出][出演]ごまのはえ [出演]大木湖南/安田一平/日詰千栄/藤原大介/長沼久美子/稲田真理/朝平陽子/朝倉詩/筒井彰浩/門脇俊輔/他

    _ やっぱり一月に2本くらいは芝居観ないとなんだかすっきりとしないのです。蜷川芝居に、小さくて可愛いほうほう×チェル、ポツの傑作再演、関西小劇場系と我ながらよいバランスだわと悦にいっております。


    2007-02-15 読みたい気分の本リスト

    _ うーん(背伸びっ)暖かくなってきたよっ。今日なんて絶好の散歩日和ですな。いつまでもビジネスバッグでは、古本抱えて散歩できないわねというわけで、欲しかったバーバリーブラックレーベルのボストンバッグを今月お給料が入ったら買おうかしらと考え中です。お誕生月なのでマルイで安くなるはずよね。まだそーいうサービスあったっけ?あると信じて月末を待ちます。もうお金が持たないの・・・ 

    _ 読みたい気分の本リスト

  • 『ふらりふらり帖』柳沢小実 新泉社
  • 『ベッドアンドブレックファスト』大貫妙子 ロッキングオン
  • 『チェコスロヴァキアめぐり』カレル・チャペック 筑摩書房
  • 『東京奇譚集』村上春樹 新潮社
  • 『5』佐藤正午 角川書店
  • 『エスケイプ/アブセント』絲山秋子 新潮社
  • 『不思議図書館』寺山修司 角川書店
  • 『ソバ屋で憩う—悦楽の名店ガイド101』杉浦日向子, ソ連  新潮社

  • 2007-02-16 哀しいけど

    _ 昨日もジムのプールへ。冬はプールが空くようなことを聞いていたけれど全然そんなことはなく、ひとつのコースで6〜9人くらいがぞろぞろ泳いだり歩いていたりしているとあまりストレス解消にならないのです。そろそろプールだけでは効果がなくなってきたのでマシントレーニングで汗を流そうかなと考え中。ホントに痩せないの・・・哀しいけど寝酒もなしにしようかしら。

    _ そろそろ服も欲しくなります。でも痩せないと着られる服が・・・最近UAからのメールが活発ですごいんですもの(今日も2通来た)。15日から全店春服になりましたとか期間限定ショップOPとか。ハウスカード提示の20%オフは我慢したのにい。うわーん。

    _ ショックなことがっ。近所のヤマダ電機のポイントが1年以上使ってなくて失効になっていた。ポイント7000円あったの・・・

    _ 今後観る予定の映画

    『リトル・ミス・サンシャイン』

    『トンマッコルへようこそ』

    『華麗なる恋の舞台で』


    2007-02-19 週末の購入本

    _ 朝、ゆっくりと起きて伊勢崎町へ。映画の開演時間まで時間があったので伊勢崎書林へ寄り文庫本を数冊購入。スターバックスで『文人悪食』を永井荷風まで読み進める。それぞれの文人たちの食欲・愛欲のエピソードは非常に面白くその欲や業に圧倒される。そしてその時代ならではの背景も面白い。森鴎外の饅頭茶漬けのエピソードは聞いたことがあったけれど、その背景には自身の医学者としての背景、衛生感覚、細菌への忌避感から熱を通した料理に傾倒したとのこと。泉鏡花の脅迫的なまでの衛生観念も同一のもので、そこからあの美学が生まれたのかと感慨深く読む。阪東橋に歴史時代小説の棚が少しだけど充実した古本屋があったようなと思い、寒い曇天の中テクテク歩く。お目当ての作家はなかったものの『花の脇役』『柳絮』を買えて良かった。

     伊勢崎書林と阪東橋の古本屋での購入本
  • 『京洛四季』東山 魁夷 新潮社
  • 『日常茶飯事』山本 夏彦 新潮社
  • 『わん・つう・すりー—アメリカ阿呆旅行』江国 滋 文藝春秋
  • 『花の脇役』関 容子 新潮社
  • 『柳絮』井上 祐美子 中央公論新社
  •  読書中
  • 『文人悪食』嵐山 光三郎 新潮社
  • 『笑う怪獣ミステリ劇場』西澤 保彦 新潮社
  • 『日々ごはん〈4〉』高山 なおみ 中央出版アノニマスタジオ

  • 2007-02-20 読みたい本のラインナップ

    _ 朝、寝坊しながらもフォッカッチャとカボチャ・ニョッキ入りスープ を食しながら新聞を早読みしていると集英社文庫の広告が目に付いた。松浦 弥太郎さんの文庫本が出ているのか、帰りに本屋に寄るかと考える。最近は外出本で今ひとつ小説を読む気がしないので読みたい本のラインナップはこんなところ。あと、ソフトカバーの手触りが最近よい。

  • 『本業失格』松浦 弥太郎 集英社
  • 『ヨーロッパ鉄道紀行』宮脇俊三 新潮社
  • 『東京の空の下、今日も町歩き』川本三郎 筑摩書房
  • 『短編小説のアメリカ52講』青山 南 平凡社
  • 『「近代日本文学」の誕生—百年前の文壇を読む』坪内 祐三 PHP研究所
  • 『東京居酒屋探訪』大道 珠貴 講談社
  • 『ハイスクールU.S.A.—アメリカ学園映画のすべて』長谷川町蔵, 山崎まどか 国書刊行会

  • 2007-02-21 『本業失格』松浦 弥太郎

     昨日は本屋に寄り
  • 『本業失格』松浦 弥太郎
  • 『むかしの味』池波 正太郎 を購入。 電車内で『本業失格』を100Pほど読み進める。本から始まる旅と街への視線。松浦さんのエッセイはすごく好みで、ひとつひとつのエピソードの格好良さに惚れ惚れする。「川面から夕日を眺めたかった」の最後のくだりなんかはたまらない。COW BOOKSもたまには行ってみようかな。

  • 2007-02-22 ヨーロッパ企画

    _ 久し振りにヨーロッパ企画が見たいなと思い、プレリザーブで申し込んでみたらGWの期間にやる『苦悩のピラミッダー』が当選しました。どっちかというと『冬のユリゲラー』の方が見たかった気もするけど、結構楽しみ。

    _ 松浦さんの本を読んでいるとやはりブックハンティングに行きたくなりますね。ビジュアルブックを求めてNYやLAというわけには行きませんが、早稲田・神保町には折を見て行こうと思います。

     購入本
  • 『日々ごはん〈5〉』高山 なおみ アノニマスタジオ
  • ダカーポ

  • 2007-02-23 交響詩篇エウレカセブン

    _ ipodに入っていたNIRGILIS/sakura を聴いていたらまた嵌りこんでしまい、延々流しちゃったりする。家にあった交響詩篇エウレカセブン のDVDの1巻も観てしまう。エウレカは1・2話観れば結構満足してしまう。1年通してやる力がスタッフにはなかったかなと思う作品だけど、このOPのレントンの最低だと呟き続ける環境とボーイミーツガールの始まりは本当に楽しい。

     読書中
  • 『日常茶飯事』山本 夏彦 新潮社
  • 『むかしの味』池波 正太郎 新潮社

  • 2007-02-26 『この人の閾』保坂 和志

    _ 2/23(金)

    帰りに『文人悪食』嵐山 光三郎 を谷崎潤一郎、萩原朔太郎、菊池寛、岡本かの子まで読み進める。

    _ 2/24(土)

    携帯のプレイリストにSUEMITSU & THE SUEMITH/Allegro Cantabile をセットし聴きこむ。『この人の閾』保坂 和志 を読みながら渋谷まで。作中に記された激しい動きでない、無機的な心のリズムが作品のトーンである。作品の中で語られる思考以前のもの、人毎に流れる時間、街に流れる時、それにのせられる感じで自分の思考も流れていく。『文人悪食』を内田百閒、芥川龍之介、江戸川乱歩まで。


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