_ 先週末から『でたまか』を一気読み中。ライトノベル特有の緩さを把握している点が好感。展開面や人物描写を巧く刈り込んでいて、テンポよく読ませてくれる。なにより著者が影響を受けたもの、好きなものが明瞭に固有名詞やネタとして詰め込んでいるものが面白く感じられる。小艦隊レベルでの戦術描写もなかなか良く、艦艇の特徴も巧く捉えていると思う。キャラクターも描きすぎないで、そこそこの輪郭描写であえて終えておいているのが、性善説的人間描写と嵌っている感じだ。あとがきはまあ、多めにみると言うことで。作者は自分の著作に関しては例えテクニックを弄したとしても語りすぎないこと。語るとしても真摯な態度で書くこと。
_ 吉田修一の新刊とか読む暇ないなあ。今週末こそ。『東京湾景』のドラマ化は設定の輪郭だけっぽいなあ。
_ STUDIO VOICE のアニメ特集はなかなか良い。今のアニメ事情や観るものへの指針となるのではないか。『サムライチャンプルー』Shakkazombieも読んでみてやっと気づいたよ。GET ON DA TRACKは確か持っていたような。
_ 新規の事業が立ち上がったけど、ボロでまくり。