_ 横浜ダンスコレクション2004/ランコントル・コレグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ ヨコハマプラットホーム 振付:岡登志子/伊藤郁女/康本雅子 横浜赤レンガ倉庫1号館
振幅する肉体の直線、恒星の円環、ぶつかりあう大地と人。55分というもはやソロ公演並みの作品だが、構成が少々オーソドックスすぎて飽きが来る感じ。
エロティックな逃避行。アパートメントから街中、湖畔へと辿り着くシンメトリー。落ちもしっかり。ドゥクフレ的なユーモアも良い。20分という小品だが、ダンス内容では彼女のものが一番好み。
ある男がゴルフバックを抱えて登場。なかからは丸まった女性が。マニュアルに従い色々セットアップ(かなり阿呆)。面倒くせえなとか時節呟く男。起動する女を映像機器に繫ぐと脱心講座がモニターに映し出され女性講師の行動を擬えると…
_ 節足動物の共鳴、四肢の自由さ、破壊衝動。
ダンス界にも土屋亮一が!というほど衝撃的!笑いのセンスが素晴らしい。純粋なダンス部分もなかなか良い。
_ しかしコンテンポラリーダンスというものは懐が広い。奥が深い。
_ 終演後、渋谷へ。観劇系の新年会。『髑髏城の7人』『浪人街』のチケット確保を頼む。