仕事帰り、下北へ。開演間際に着く。
舞台は、事故によって下半身不随になった妻を直そうとし、祈祷師などを呼ぶ夫、部屋に転がり込んだ妻の弟夫婦、事故の加害者の青年などの登場人物で送るワンシチュエーションのもの。居心地悪いなあ。悪意やシュールやナンセンスとはまた違う、(僕の表現ではないのですが)全員が共犯者めいた怪しさが、観るものを不安定でなんとも居心地の悪いものにしている。そしてそれがまた癖になるのだ。客演のナイロン100℃の みのすけ、怪優 温水洋一 も結構舞台にあっている気がした。
_ なんていうかホント、この劇団が好きな人は底意地が悪い人だと思う。