_ 土曜日、当日まで何を観るか考えていなかったけれど『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』を観ることにする。最近は観る趣向も変わってきたものだ。いつものスターバックスでお昼をとりながら 『風味絶佳』山田 詠美 文藝春秋 を読み進める。果汁が滲み出る果肉を含んだ唇に欲情するような作品から、初恋をやり直す大人たちに戸惑う少女の感性を描く作品まで恋と食と職能を織り交ぜた絶品の短編集だった。山田 詠美は10年ぶりくらいに読むけれど、素晴らしいな。映画を観終わった後にゆるゆると散歩をしてブでPaul Weller/Wild Wood、『片眼の猿 One‐eyed monkeys』道尾 秀介 新潮社、『プーねこ』1・2巻 北道 正幸 講談社 を買う。本は100円だったよう。貧乏なので嬉しい。帰宅後『嫌われ松子の一生』を観る。前半のテンポ、笑い、映像は素晴らしいけれど終盤のPV風味が延々と続くのはいらないと思うなあ。