_ 夏休み初日の土曜日、早起きして湘南新宿ラインで大宮まで出てから与野本町へ。死ぬう暑いとぼやきながら彩の国さいたま芸術劇場まで歩く。劇場そばのコンビニでおにぎりとビールとちーかま(本当は魚肉ソーセージが食べたかったの)を買って広場みたいなところでお昼をとる。日陰って涼しいっ、風って気持ちいい、何よりビールが最高っと広場を回る楽隊の音楽を聴きながらいい気分に浸る。ガルシア・マルケス原作の『エレンディラ』は南米の生と死が乖離しない幻想性、カーニバル的な性が蜷川演出で美味く引き出されている舞台だった。シェイクスピア悲劇とはまた違った味わいが面白い。観ていてそうだな中川君の王子様キャラの喋りかたってボク、物真似できるなと思った。帰りは渋谷に行って『ボルベール <帰郷>』を観る。これも素晴らしい人間賛歌だった。ベトナムやメキシコなどのたび風景エッセイ『肩掛けボストン鞄の旅』根本 きこ 読了。