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セントラルパーク

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2007-08-06 さよならi pod

_ 金曜日、不本意ながら残業してからプールへ。20時過ぎ21時前のプールって一番空いているのかな。1コース使って結構泳げた。『月と菓子パン』石田 千 を読んでいるとぐっとくる。郷愁の街、その香りや息遣いが文章から滲み出してきて心からいいなあと思える。じっくり読もう。

_ 土曜日、Linkin Park /Minutes to Midnight を聴きながら渋谷へ行きアップルストアへ。持っている第2世代i podが再起動しなくなってしまったので見てもらったけれどやはりHDが壊れているらしく駄目。修理費用が¥29800と聞いて、えー新品買えるやんと思ったらやはり新品と交換ということらしくて、ああipodには修理という概念がないと言うのはほんとなんだと実感。うーん、秋頃まで待って新品買うかな。新作出ないよね?Bunkamuraへ行き『リトルチルドレン』の席を取ってからフレッシュネスバーガーで昼食。文庫本を読んでまったりしている人が多い。僕は『雪沼とその周辺』堀江 敏幸 を読んだりする。極上。一生付きあえる小説だと思う。映画を観終わり三軒茶屋へ。ものすんごく暑いなか、汗をかきつつ下馬方面などを散歩する。蝉の鳴き声を耳にしながら住宅地のなかにある遊歩道を歩いていると天道虫やら蜂やらが服にとまってくる。夏だなあ。万豚記で豚バラ五目あんかけ土鍋ごはんとビールの夕食。生きてるって気がするわ。

_ シアタートラムで、トヨタコレオグラフィーアワード ガラ公演を観る。黒田育世振付 「SIDE B」 出演:BATIK、顔の見えない追いたてられている少女性が最後に泣き笑いの顔を獲得している。砂連尾理+寺田みさこ振付・演出 「あしたはきっと晴れるでしょ」 出演:金沢ワークショップメンバー(小西建太朗/横谷理香)、素晴らしい。じゃれみさの欧州的センスの日常ダンスをかなりの身体性で表現出来ている。ちょっと吃驚。黒田育世振付 「モニカモニカ」より 出演:福岡ワークショップメンバー(後山阿南、烏山茜、菊沢将憲、高山力造、畠山勇樹、蓑輪壮平)、『リトル・ミス・サンシャイン』に出てきた眼鏡ちびっ子おなかこっぽりのヒロインみたいな女の子が満面の笑みを浮かべているスタートに驚愕。え、モニカモニカモニカだよな?若い男の子たちが飛びはねていたり思いがけないストーリー性があったりして、黒田さんがこんな振り付けをするとは、と意外性に戸惑う。山崎広太振付・出演 「イルカ狂」、ちゃらんぽらんさ、キャラクター性に支えられた山崎広太独特の世界。もう楽しんだもの勝ちですわ。ポストトークでもやはり面白い。司会者の生真面目さとのギャップといったら。ああ笑った。全体的に初心者向けというか異様な分かりやすさのある公演だった。振り付けに徹してワークショップで選んだダンサーたちの踊りで振付家としての実力を測るということでは結構面白い試みかもしれない。でもダンスを見るうえでの観客との闘い哲学的なエッセンスはない公演でもあるかな。来年の本公演に一応期待ということで。


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