_ 幸薄い友人のひとりからやっと幸せの第一歩を歩みだしたメールが届いてほっとしたせいか、金曜から週末に掛けて風邪で寝込む。そこに現在茨城に住む学生時代の友人が仕事を辞めて1週間家族も連絡を取れないことを、よく一緒に飲む友から電話で聞き、お互いに悔恨とやるせなさを交えながら語り合う。無事を祈るしかない、連絡を頼む。仕事を苦に自殺未遂をして脳に障害を持ってしまった近所のお兄さんや、もう逝ってしまった友を思い出して、生きること、存在することへの根底が揺さぶられる。どうしよう、分からないと子供のように惑うのだ。後日、連絡がありどうやら無事らしいと聞く。本人に逢ったら絶対に殴る。そして話そう。