_ 今月は順調。『イリヤの空、UFOの夜』読んでかなり遣る瀬無くなる・・・デモ、原初の物語のもつ残酷さと希望がいっぱい詰まった、たまらない夏のSF、ボーイ・ミーツ・ア・ガールだった。『マルドゥック・スクランブル The Second Combustion—燃焼』沖方丁 ハヤカワ文庫JA これも素晴らしい!!!絶賛。ここ何年かのSF作品でも最高峰の一作とも言えるのでは。一作目の相棒ハードボイルドから、【楽園】の描写に始まる世界観の魅せ方と、キャラの熟成度の高まりがシンクロしていって、美学の恍惚と個々人の闘いの真意が汲み取れていく過程が実に魅力的だ。完結編も早く読まねば。『陰摩羅鬼の瑕』京極にはACEOFBASEというのがボクの定番で今日もBGMはこれ。前回でこれから?だったのだが、『姑獲鳥の夏』に帰る作品となっている。面白いんだけれど、今回は仕掛けが少々ものたりない…