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セントラルパーク

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2003-03-29 ペンギンプルペイルパイルズ/ドリルの上の兄妹

_ 前日は参宮橋で飲む。久々の面子もいたりして面白かった。しかし、5人の中でFF11ユーザーが3人もいるってかなり…その1人の妹もユーザーらしいんだけれどドーモ、リアルとバーチャルの区別が今ひとつらしく、色々心配らしい。笑っていられるうちは良いけどねえ。終電を逃したので、「コンナノハジメテタベタヨ、ケッコンシテホシイヨ」と某所でホザイテイマシタ。

翌日昼過ぎに起きて新宿へ。開演前には着く。

_ ペンギンプルペイルパイルズ/ドリルの上の兄妹 THEATER/TOPS

舞台設定はとある兄妹の家で、ドリルが造られていく過程で、不条理チックな人間模様が描かれるというもの。『ドリル』響きが良いねえ。倉持裕の作風は、基本的には不条理劇だが、機械工学の智とそのフォルムと音響が舞台の奥底で響いている。その心地よさに、彼の生み出す奇矯なキャラクター性が巧く嵌り、この劇団の特殊な雰囲気を発揮している。役者の力もさすがというべきか。小林高鹿のダイナミックかつギャップが生み出す面白さ、淡々としたずれ具合が素晴らしい朴本早紀子、いつ狂気に奔るかと臨界点の演技を見せる山本大介。今回ゲストの(アサスパ)中山祐一郎の胡散臭さ全開の演技。

前回公演の知的なダイナリズムに比べると、次第点かな、という評価だが個人的には倉持裕の評価には揺るぎない。彼には注目。『D-DRIVE』のシナリオを書いて欲しいなあ。倉持-皆川ライン、読みたいよう。

そんな、彼の新作は、

_ clion produce/SLEEPLESS 青山円形劇場 7/8〜7/13

_ 演出はしないらしいが書き下ろしの新作。出演は、花組芝居の桂憲一、双数姉妹の野口かおる、ぺテカンの本田誠人、ペンギンプルペイルパイルズの小林高鹿など。

物語の概要は、サラリーマン、ジョギング男、AV嬢、眠れない男と女、連続放火魔はこのなかにいるのか!?というもの。

これは、人募っていくぞう!!!

_ ペンギンプルペイルパイルズの次回公演は、

『大熱波展(仮)』THEATER/TOPS 8/14〜19

_ 今後の芝居で注目を幾つか

  • ヨーロッパ企画/囲むフォーメーション 駅前劇場 5/1〜5/3 GWはこれで決まり!コメディパズラーとも云えるこの劇団の面白さは関西随一。
  • 楽園王/ 寺山修司作 叙事詩 九州鈴慕 麻布ディプラッツ 5/8〜5/11 この劇団は未見。ちょっと観念的な作品世界も覗いてみたいのよね。

_ 公演後、ABC、タワレコなどぶらぶらする。購入物

  •  『Heaven?』佐々木倫子 BIG SPIRITS COMICS SPECIAL
  • 『愛がなんだ』角田光代 メディアファクトリー
  •  レミオロメン/フェスタ
角田光代さんの描く恋愛小説はやはり近い距離だよなあ。この利己的な滑稽さ、好きなこととそうでもないものの圧倒的な差。 レミオロメン、やっと聴けたよう。うん、納得。OP曲『フェスタ』は、MOON CHILD、Scriptをなんとなく思い起こさせる。日常の静寂から叙情性に変換されるコードって感じの音だね。いいね。

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