黒沢清監督の今の時代の切り取り方とファンタジーとの融合は見事だ。虚無も赦しも遣る瀬無さも絶望も出逢いも憎しみも…ただわからぬままそこに在る。わからぬことを知る。どんなことも楽しいのに、面白いことないかなと呟く、そんな今と未来。