_ トリのマーク(通称)/山の向こうの観覧車を見ていた 日暮里◎二瓶さん家の屋上
_ 初のトリマだ。公団っていうかそんな感じのビルの屋上にて公演。観覧車職人の男が知り合いの女性に呼び出され、小さな手回し観覧車を造ろうとするが…走り回り断定する女、ずれた不思議少女、その二人に会うことができない男が登場人物。ファタンジックで浮遊感のある舞台は評判どおり。ある山の描写で、大きな観覧車を作る競争があってそのひとつが傾いちゃって手付かずのまま100年、それがあの山だよ。って平気ででてきてしまう、そんなお話。柳澤明子さんは、うん、面白い。
_ 日暮里から恵比寿へ。久しぶりにMr.CRAFTに寄る。『イージスガンダム』『デュエルガンダム』を購入。ここなら確実だと思ったんだよね。歩いて渋谷へ。
もっと頑張れ女の子的な内容かと思った。ドキュメント的な生音、描写で東京の今の女の子たち7人を描いている。エピソード的な広がりは排している感じなので退屈なところもあるけれど、空気が染み入る作品だと思う。
購入本
『少年少女』1巻 福島聡 エンターブレイン
『女について』佐藤正午 光文社文庫
『サユリ1号』3巻 村上かつら ビックコミックススピリッツスペシャル
『SERVE』
『低俗霊DAYDREAM』4巻 原作:奥瀬サキ 漫画:目黒三吉 角川コミックスエース
_ 『SERVE』はファニチャーカタログとして、木材家具のサイズ、オーダーメイドとしての商品がシンプルにイラストとしても描かれているので非常に参考になる。
_ 山本文緒は、身勝手ゆえの愛、愛ゆえの身勝手さの人を描きながらも女の生理的な部分よりもストリーテリングに徹しているので好きだなあ。佐藤正午の小説家の僕と酒と女についての語り口については、いうことないね。