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セントラルパーク

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2002-10-12 bird's−eye view/Secound Line ver.-サウンドシステム

_ まずは下北に行く。ヴィレッジヴァンガードに久しぶりに行き、思わず聞き惚れてしまった 夏木マリ/La Parole を購入。解散した遊◎機械(ア・ラ・カルト)で白井さんがよく唄ってくれていたので興味はあったけれど、買うのは初めて。シャンソンってハードボイルドだ。『天然コケッコー』くらもちふさこ ヤングユーコミックスコーラスシリーズ 、『WWD FOR JAPAN これ一冊で秋冬すべてのファッションニュース』も買う。スニーカーや、ロングT、ガンダムSEEDのプラモデルに心惹かれながらもこれ以上の散財は、と思いとどまる。Dele&Cafe Restaurant fufu にてランチ。陽光が入るテラス席で上記に書いた雑誌などを広げ寛ぐ。まあ、周りは騒がしいがね。WWDで興味があった記事はVOGUE vs relax 。そうなんだよなあ、ジャンルもヒエラルキーの頂点もないフラットにあること。WWDを含めた編集長三人がBRUTUS編集出身というのがなるほどねえ、と感じた。

_ bird's−eye view/Secound Line ver.-サウンドシステム こまばアゴラ劇場

ファッション、サウンド、空間美術、演出、役者のビジュアルまで徹底的に現代のモードのスタイルとして確立している劇団。今回は22のオムニバスショートストーリーでの構成と言う番外編。なるほど、劇団のスタイルそのものが自然にセンスの良さに連なっている。ARTっぽい作品を作ろうとして、観客が首を傾げざるを得ない結果になる劇団が多いなか、大したものだと思う。今回の公演は、チューニングのずれによる双方向受信の不具合をテーマにしたものだと感じた。それはカップルであったり仕事の同僚であったり、仲間内だったりする。共通の音による連帯性の可笑しさ、行動予測(命令)による秒数カウントダウンの演出など、サウンドというテーマの捕らえ方が面白い。演出は、なんとなくむかしの『ジョビジョバ』、関西の若手劇団『世界一団』に通じるものを感じるのも好みとして好感。役者の入れ替えの妙も含めて、作演出の内藤達也氏のマエストロぶりが光る作品だと思う。センスのいい舞台を見たいよう、という人が周りにいたら是非誘ってみるべき劇団。


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